幸稲荷神社 (さきわいいなりじんじゃ)

幸稲荷神社(さきわいいなりじんじゃ)は花輪の総鎮守。産土神社と呼ばれています。神社の本殿は皮投嶽(標高1,112メートル)の山麓に位置し、産土神さんとして親しまれ、古くからこの土地の厚い信仰を受けています。

8月19日・20日に行われる『花輪ばやし』は、この幸稲荷神社に奉納される祭礼囃子です。祭りに際して神輿渡御が行われ、8月16日から5日間、谷地田町にある里宮『御旅所』に安置されます。20日未明に御神体は、新田町にある枡形へ移動し、花輪ばやしの見所の一つ朝詰めの儀式が行われます。

幸稲荷神社の創建年代は火災により記録が焼失したため正確にはわかっておりませんが、1204年と伝えられます。文明二年(1470年)の南部藩主による再建されその後も、代々南部藩主によりが幾度となく改修改築が行われています。
現在の社殿は昭和17年に改築されたものです。

御祭神は、豊受姫命猿田彦命天宇受女命


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