花輪ばやし 町踊り

町踊り 演目

甚句

鹿角地方に古くから伝わる盆踊唄の鹿角甚句は、季節を歌いこむことによって神をたたえる古い民謡形式のもので、荘重なしらべであるが、町踊りの甚句は軽快で、各曲のなかでは比較的やさしい。

花輪よされ

踊りは甚句と同じく高低の差のはげしい振り付け。

おやまこ

オヤマコは江戸期における吉原や芝居茶屋で用いられた隠語で、三人連れの客のこと。
この唄は町唄ながら農村部にも広く分布している。

花輪よしこの

幕末ごろ、葛飾の飴売りの唄に発したヨシコノは江戸の盛の場のヒットソングとなり爆発的に全国に流行。今も各地にヨシコノの名のつく唄が残されている。

塩釜

町おどりには港の名を冠した曲が三曲ありますが、そのうち伝承された一曲。

毛馬内よしこの

ヨシコノが二曲あるので、一つに花輪、いま一つに毛馬内の名を冠したものと思われます。
これは江戸時代、花輪通り、毛馬内通りの二つの行政区に分割されていたことに由来するものと思われます。

ぎんじがい

笛のメロディーがしっとりとして哀調に富み情緒がある曲です。笛のメロディーの品の良さや、運指法からすれば、花輪ばやしの古い曲からの転化ではないかと言われています。

あいやぶし

唄が軽快なら踊りのテンポも早く、いなせでなかなか忙しい踊り。

おいと

毛馬内よしこのと同じく、豊年万作の振り付けと似通った踊り。

どっこいしょ

歌舞伎の所作をとり入れているだけに三年以上のキャリアがないと踊りにならない。
洒落ていて一度踊りをマスターするとこの踊りのとりこになってしまう。

豊年万作

舞扇を用いる華やかで賑々しい踊り。
歌詞の五番に男山、剣菱という清酒の銘柄が歌いこまれている。

ちょうし

昔踊られていて、今踊られていないものには新潟、カイナ節、銚子の三曲がある。
銚子は唄と三味線の記録があり、復元することができた。

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日比谷花壇
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8月19日

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